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【レポート】福島県版実践例 ~デザインでリブランディングする“まちおこし”~



ナミエシンカ

10月からスタートした浪江町の事業者の皆さんを支援する事業化支援プログラム「Sprout Program(新芽プログラム)」。


本プログラムの一環として、月に1回程度のペースで、起業に関する有益な情報を発信するトークセッションイベント「地方×起業」シリーズを提供していきます。


今回は、本シリーズの第三弾!


2023年2月6日に、「福島県版実践例 ~デザインでリブランディングする“まちおこし”~」を題材に、オンラインとリアルのハイブリッド形式で開催しました。


今回は、デザインを活かした “まちおこし”の取組みを福島県浪江町を中心とした地方の実践事例を交えてご紹介すると共に、そこで取り組む起業家の事業立上げの経緯やスタイルをお話しいただきました。


【ご登壇者様】

※プロフィールはページ下部をご参照ください。

・アートディレクター         馬場立治 氏

㈱陽と人 代表取締役社長      小林味愛 氏 【モデレーター】

浪江町役場 企画財政課定住推進係長 板倉芳樹 氏

 

冒頭は、浪江町役場から板倉さんにご登壇いただき、

浪江町の概要や、同町のコワーキングスペース「ナミエシンカ」についてご説明いただきました。


板倉さんからは、「人の賑わいを取り戻すことが大切。日常生活に関わる医療機関や教育機関などがまだ十分に整備されていない状況があり、もともと浪江町に住んでいらっしゃった方々でも、まだ避難先に残っていらっしゃる方が多い。どうしても都市部に比べて利便性が高くない。そういった課題一つひとつを解決し、町を活性化させていけたら。避難先にいらっしゃる方々が、『私も浪江に戻りたいな』と思えるような環境にしていきたい。」と、熱い想いを語っていただきました。

ナミエシンカ

 

板倉さんのご説明の後は、アートディレクターの馬場さんにご登壇いただき、デザインやクリエイティブをつくる時に大切にしていること、心がけていること、苦労話などについてお話しいただきました。


馬場さんからは「浪江町では、漁業と農業のPRに携わっている。ポスターや動画をつくる時に大切にしていることは、とにかく自分の考えを出さないこと。どんなプロジェクトでもそうだが、"やらされ感"が出てしまうと良くない。地域の人たちが自発的に、"自分たちがつくりたい!"と思うものを引き出して、形にすることを心がけている。」と、作品の裏にあるご自身の胸の内を明かしていただきました。

ナミエシンカ

 

モデレーターを務めていただいた小林さんからは、「馬場さんが制作されたポスターや動画をご覧いただいたが、馬場さんが地域の人達との人間関係を大切にしてきたからこそ、嘘偽りのない、やらせ感のない浪江の人たちの笑顔が引き出せたのだと思う。更に、こういった何百時間と撮影したり、一緒に過ごしたりといったプロセスから、浪江の方がまちづくりに積極的になるなどの変化が生まれているのだと思う。結果的に、それがまちづくりにつながっているんだと感じた。」と、馬場さんの想いをまとめていただきました。


ナミエシンカ

 

現場からご参加いただいた方には、馬場さんからお箸のプレゼントをいただきました!

東日本大震災で被害の大きかった福島県、宮城県、岩手県の3県の杉間伐材を使用した割箸で、この割箸が復興の架け橋となり、自然豊かな東北の地が、再び人々の希望を実らせる場所となるよう、願いを込めて「希望のかけ箸」と名付けられたそうです。

金額の一部が義捐金となるそうです。

ご興味のある方はこちらから。

ナミエシンカ

 

「地方×起業」シリーズは今後も月に1回ペースで実施していきます。

お楽しみに!


【今回のイベントのご登壇者様プロフィール】

≫アートディレクター馬場立治氏

千葉県出身。多摩美術大学卒業。アートディレクターとして長年にわたり、国内外の企業・メーカーの多岐にわたる企業広告・商品カタログの企画・デザイン、プロモーションを担当。2011年より、ボランティアで被災地支援活動を開始。数々の東北被災地復興プロジェクトに参加し復興庁主催・復興ビジネスコンテスト2014大賞や共同開発商品のグッドデザイン賞受賞に寄与。現在、福島と東京の二拠点で活動中。浪江町では「浪江町フラワープロジェクト」「請戸漁港プロモーション」を担当。浪江町町民。


≫㈱陽と人 代表取締役社長 小林味愛氏

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、衆議院調査局入局、経済産業省出向、株式会社日本総合研究所を経て、福島県国見町に株式会社陽と人設立。福島の地域資源を活かして地域と都市を繋ぐ様々な事業を展開。

直近では、あんぽ柿の製造工程で廃棄される柿の皮を活用したデリケートゾーンケアブランド『明日わたしは柿の木にのぼる』を立ち上げ。第5回ジャパンメイドビューティアワード優秀賞受賞、サスティナブルコスメアワード2020シルバー賞及び審査員賞ダブル受賞等々、商品の販売に留まらず、企業や自治体で女性活躍のための研修など様々な活動を行う。2021年3月から復興庁「復興推進委員」も務める。

福島放送「シェア」コメンテーター。子育てをしながら福島と立川の2拠点居住。


≫浪江町役場 企画財政課定住推進係長 板倉芳樹氏

福島県双葉郡浪江町出身

1982年浪江町室原地区の兼業農家に生まれ、2005年浪江町役場入庁。2011年東日本大震災及び原子力発電所事故で被災、浪江町の役場機能が移転した福島県二本松市の仮設役場では、避難指示区域への住民の一時立ち入りの体制整備、町の一部避難指示解除に向けた生活インフラの整備、地元事業者の事業再開支援等の業務に従事2017年3月の町の一部避難指示解除と同時に浪江町へ単身帰町。実家のある室原地区は帰還困難区域に指定されており、現在は避難先である福島市と浪江町の二拠点居住2022年から企画財政課定住推進係長として、町が掲げる「持続可能なまちづくり」に向け居住人口を増やす移住支援に関する施策を行いながら、全町避難により「人口ゼロ」となった町の山積する地域課題に対し、地元住民、地域事業者と協働して解消していける人材「ゼロ+1(プラスワン)」の関係・交流人口の獲得を目指している


 

起業支援・事業化支援「Sprout Program(新芽プログラム)」


▼詳細はこちら


「新芽プログラム」は、福島県浪江町において起業を検討する、またはすでに浪江町と関わりながら事業を展開する事業者の皆さんへ向けた支援プログラムです。


現在、事業者の販路開拓やプロモーションを目的として実施する「販路支援メニュー」の参加事業者を募集中です。


「販路支援メニュー」では、参加事業者の魅力ある商品(サービス)を、東京都内や政令市(大阪・福岡など)にある集客力のある商業施設に設けた専用ブースで展示(POPUP)します。


ご興味をお持ちいただいた方は下記までお問合せくださいませ。


起業支援・事業化支援事業「Sprout Program(新芽プログラム)」運営事務局



担当:西野/ 林

 




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